太田 凡先生の紹介ビデオ

湘南鎌倉総合病院 太田 凡先生

井上: ER 室についてお聞かせ下さい。

太田:湘南鎌倉総合病院では、どんな患者様でも見るという姿勢です。救急でいらっしゃった場合、最初から専門医に振り分けられたらいいのですが、解らない場合があります。まず救急で最初にみるという役割です。

井上:幅広い知識と技術がいりますね。いつからやっていらっしゃるのですか?

太田:湘南鎌倉総合病院ではもう2年になります。私の中には、いろいろな病気を知りたい、治したいという気持ちがあります。

井上:患者様をご紹介するのに、大きな病院ですと、全部の先生を存じあげているわけではありません。まず太田先生へということで大変助かっております。

太田:幅広く見て、専門医に振り分けが必要でしたら各科に依頼します。
救急の場合、大事なことは、すぐに必要な処置は何かということです。
たとえば、目にセメントが入った場合アルカリですから1分でも早く洗浄しなければなりません。しかし眼科の専門医をさがしていたら1時間かかるかもしれません。洗浄だけなら眼科医でなくてもできます。
若い先生によく言うのですが、 大事なことは、誰がやるのではなく、今何をするか ということです。

井上:専門外のことをやるのは勇気が要りますね。最近は医療訴訟も多いですし。
だんだん医者も専門外のことをやりたがらないような風潮もありますね。

太田:眼科の先生ですが、アルカリ溶液が目に入ったのに検査で洗浄が遅くなり、訴訟に負けた判例があります。
下のものには、判断に迷ったときは、悪いほうに考えなさいといっております。大丈夫か大丈夫じゃないかなと思ったら大丈夫じゃないほうを考えなさいといっております。

井上:大変なお仕事だと思います。専門分野をやっていたほうが楽だと思ったりしますが。

太田:いや、私はこれが好きですから。(笑)

※先生の肩書き、所属等はインタビュー当時(2004年6月1日)のものです。